2007-01-01から1年間の記事一覧

2007年に観た映画ベスト10

ジム・キャリー IN ハイ・ストラング Dan in Real Life の・ようなもの トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合 Lars and the Real Girl ジェニファー・ラブ・ヒューイットのセレブリティ ひみつの花園 ボーン・アルティメイタム チャック & バック …

9ヶ月 ★★★

分娩シークエンスのドタバタが面白い。特にジョーン・キューザックの表情とアクションはサンプリングに使えそうな程でHexstaticに是非お願いしたい。本作の最大の収穫はミア・コテットの魅力を知れた事だ。レニー・ゼルウィガーみたいに人気が出てもおかしく…

ジム・キャリー IN ハイ・ストラング ★★★★★

これほどまでに親しみ深い狂気を感じたのは初めて。場面のほとんどが眉間に皺を寄せたスティーヴ・オーデカークによる愚痴と不満による独白で構成されている。でもオナニーでなく漫談になっているのが素晴らしい。彼の貧乏ゆすりに観ているこっちまでシンク…

トラブルマリッジ ★★★★★

楽しい。楽しすぎる。オーウェン・ウィルソンがめちゃくちゃやったあとに料理を作るシーンがあって、「とんでもないまずい料理でも作るのか」と危惧したけど、ちゃんとした料理を作った瞬間に傑作だと確信した。彼に自意識と屈託がある天然を演じさせたら天…

Across The Universe ★★

最初のライブハウスでの踊りのシーンではわくわくしたけど、結局踊らないで普通の場面で歌ってるだけじゃん。つまらない。下手にアレンジしているのも残念。音楽やっているセイディはカバーじゃなくてオリジナルをいい加減に歌えばいいのに。アゴを強調した…

Enchanted ★★★★

冒頭のアニメシーンを観て違う映画を観てしまったのかと困惑した。 ジセル役のエイミー・アダムスは「サイコ・ビーチ・パーティ」ではじけた演技をしていた人じゃないか!これ以上ないはまり役。歌が上手いし、なによりディズニーの夢心地感を体現しているか…

Mr. Magorium's Wonder Emporium ★★★

ダスティン・ホフマン自身の老いた感じが物語の内容と相まってとても物悲しい。「もう去らなきゃならない」なんて言うのやめてくれ! ナタリー・ポートマンは正直もっと歳いってると思ったら歳相応の設定で驚いた。彼女の音楽の夢とおもちゃ屋を引き継ぐのっ…

Lars and the Real Girl ★★★★★

ケリ・ガーナーがジル・リッチー風のルックスで壷にはまる。あんぐりあけた口がたまらん。エミリー・モーティマーも笑顔が素敵。 ラーズ役のライアン・ゴズリングは内省的なジェイソン・リーみたいで気に入った。小屋に篭って他人との交流を頑なに避ける彼を…

Dan in Real Life ★★★★★

今まで観たスティーブ・カレルが出ている映画の中では一番面白かった。「エヴァとステファンとすてきな家族」が好きな人は気に入ると思う。俺の求める他愛なさが詰まった傑作。 アリソン・ピル!「彼女は夢見るドラマ・クイーン」ではぱっとしなかったけど、…

Awake ★★★

マザコンの人は気に入ると思う。あー、それよりも親バカの人のほうが気に入るか。 ジェシカ・アルバは新庄に似ている。 またテレンス・ハワードかよ!ホントに売れっ子なんだなあ。電ノコで胸を掻っ捌く心臓移植手術シーンがグロくて、しかもヘイデン・クリ…

August Rush ★★★★

冒頭の猫じゃらしダンスが楽しい。ジョナサン・リース・マイヤーズ(凄い入れ込みようでてっきりミュージシャンかと思った。)のバンドサウンドとケリー・ラッセルのチェロがシンクロするシーンは素晴らしい。孤児院でお前は一人って言われても親の存在を信…

Hitman ★★★

強面だったティモシー・オリファントがバーコードハゲにするとここまで可愛らしいとはなあ。クリクリし過ぎだ。 ボーンシリーズみたいな殺し屋映画。爆破シーンが多い。爆破させて節操なく殺しすぎだよ!狙撃したらすぐ自分のいた場所を爆発させるのは味気な…

Nancy Drew ★★★★

バーバラ役のキャロライン・アーロンが激しくそそる。 ナンシー役のエマ・ロバーツは見た目が優等生な感じで芯が強そうだから実に適役だと思う。彼女にとっては探偵することが生きることそのものなんだろうなあ。探偵という確固とした生きる糧があるからこそ…

チャック & バック ★★★★★

アンナ・ワロンカーのサイト*1を見てメアリー・ウィグモアが気になったので観たら掘り出し物だった。マイク・ホワイトって本当に成長を描くのが上手いなあ。観ていて自分と向き合って大人にならなければならないと思わせる。そして映画の中で苦しみとそれを…

 はじまりはキッスから ★★

不貞する奴は死ねっつうことかな?エッジを効かせた映像加工の意図が分からない。マーリー・シェルトンは相変わらず美人。自制心が無い人にとってはやりたいときにやれるってのも不幸なのかもしれない。底なし沼に入っているようなものだろう。死にたくなる…

サッカー・ドッグ ヨーロッパ選手権 ★★★

サッカーを通じて父と子の関係が再生していくのに少しグッと来た。犬がドリブルするときのボールがほとんどCGで残念。メス犬もサッカーに絡めば良いのにと思ったけど、あっけなく処理してしまったのは潔いとも思う。見た目が似ているから試合だとどっちの犬…

ブログ名を俺の一番好きな曲名に変更した。

追悼の歌なのだ

「えくぼのエロス」えくぼにじみ出るエロス 曇り空いまだに垂れ下がってる絶望君見てる目を 凄いオーラしたたりテレサ・ラッセルあんた誰何?「お姑募集」と 散々馴れ合い下戸下戸下戸下戸下戸下戸昔戻っていけないから部屋をかたづける すかし口論で言えな…

「の・ようなもの」 ★★★★★

随所にちりばめられたギャグがとても面白し。今まで観た邦画の中では一番自分に近い刹那感溢れるギャグセンス。いきなり胴上げしたり、内海好江の幻覚?とも思える一瞬や、天気予想とか爆笑しそうになる。「バス男」に通ずる単発ギャグで構成するところが壷…

「ビール・フェスタ 無修正版 ~世界対抗・一気飲み選手権」 ★★

ビールと尿の親和性の高さを再確認。ここまで飲尿シーンが違和感の無い映画も珍しい。っていうか本作の大半を尿に置き換えられる。俺からするとビールも尿も同じ様なもんで、つい飲尿してみたくなる。尿フェチは気に入ると思う。乳だしまくりの女優との妄想…

「コーンヘッズ」 ★★★★★

同僚や近隣住民の人の良さ、偏見の無さに感動する。利害関係が働いているにしても。ゴルフ場で嘲笑されても「気にするな」のフォローが入るし。舞台は地球なのに、ここではないどこかへいっているような感じ。まさに映画の醍醐味が味わえる。ファレリー兄弟…

「プリズン・フリーク」 ★★

チィ・マクブライドが最高。彼のシャワールームでの胸毛の縮れ具合なんて近年稀見る完璧さ。早くウィル・アーネットを襲ってくれと願ってた。ダックス・シェパードは観ていて死ねとしか思えないのが残念。歪んだ口元のデヴィッド・コークナーは看守が似合う。

「ジェニファー・ラブ・ヒューイットのセレブリティ」 ★★★★★

大傑作。以前のカマトトぶった感じ皆無。いぶし銀ってこういうことをいうのだろうな。自分を偽らないでさらけだす彼女に圧倒され、思わず自分の身を振り返る。やらなくてはならない。花開かなくては。

「ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き」  ★★★

映画の大半が餓鬼のような(劇中でも友人たちから「あんた12歳か?」という発言が頻出する。)夫婦喧嘩で吐き気を催すほどだったけれど、お互いが素直になる後半から一気に盛り返した感じ。同棲して相性が良くても結婚したらどんどん本性が現れるんだろうな…

「ガーフィールド2」 ★★★★

一作目より面白い。まるでパーティ・チューンを聴いてうっとりするような他愛の無さが素晴らしい。このシリーズは俺にとって猫派が犬派に傾く映画(かわいくないガーフィールドとかわいすぎる犬ときたら!)で、今回も犬が尻尾をくわえながらくるくる回るの…

「サーフ・アカデミー」★★

ヤク中のキャム・パウエルが登場するときに毎回流れるポワンポワンBGMが彼のぼやけた表情と非常に良く合っていて脳みそとろけそう。観ているこっちまでストーンド。今後コメディ映画でのヤク中の登場シーンには是非ともこのBGMを使うべきと思えるほど普遍性…

「Gガール 破壊的な彼女」★★★

Gガールの性格がヒステリックで残念。Gガールとルーク・ウィルソンが織り成す上空から急降下しながらのセックスは押し入れオナニー〜イク時落下(a.k.a 無重力オナニー)の発展形として刮目に値する。ハイライト過ぎる。CG技術ってこのシーンを撮るために発…

恋愛診断メモ

バレエやってる先輩役女優がマンディ・ムーア風のルックスで気になる。声も素晴らしい。要チェック*1。ドラマのテーマは非日常的だけど、「リンダ・リンダ・リンダ」よりも遥かに学校生活の日常を感じられる内容だった。クルミの「「ありがとう」ってごめん…

「エステラ・ウォーレンの 知られたくない私のヒ・ミ・ツ ヴァージン・ラプソディー」 ★★★

序盤のホイップクリームを使った絡みは、茶碗に入ったクリームが白米に見えて可笑しい。まるでご飯を食べながらセックスしているみたい。 処女であることが知れ渡った後のエステラ・ウォーレンの登場シーンで「ヴァージニア州から来た・・・」っていう字幕が…

「Fake ID」 ★★

ストレートが少数派でゲイだらけ オープニングで現れる石橋貴明風のゲイが圧倒的な存在感を放つ。この映画の安っぽさからすると彼が映画内で一番“はみ出し者”に見える。全体的に『チアリーダー忍者』を髣髴とさせる安っぽい感じで耐え難いが、自分がゲイなの…