「ガーフィールド2」 ★★★★

一作目より面白い。まるでパーティ・チューンを聴いてうっとりするような他愛の無さが素晴らしい。このシリーズは俺にとって猫派が犬派に傾く映画(かわいくないガーフィールドとかわいすぎる犬ときたら!)で、今回も犬が尻尾をくわえながらくるくる回るので歓喜した。このシーンがあれば全て救われるのさ。
前作同様ブレッキン・メイヤージェニファー・ラブ・ヒューイットのロマンスが足りないなと思ったけど、覚醒した彼女がエロ過ぎて立っているだけでたまらないので全然問題なかった。
ガーフィールドの性格上、落ち込んでいるようにはみえない(牢屋に入れられてすぐ楽天的な思考に入る流れは圧巻)のだが、時折見せるさびしげな表情を見て、それは大泣きしているのと同じだと感じ、その姿にすごく共感した。ハイライトは動物たちが劣化したピタゴラスイッチのような流れでラザニアを作るシーン。思わず食べたくなる。っていうか動物が作った食べ物がそそるって奇跡に近い。あと、ガーフィールドってぜったい鶴瓶(笑福亭)が吹き替えしたら似合うと思う。ビルなんて目じゃないよ。俺は今まで見たビルの仕事の中でこれが一番好きだけどね。フェレットが「ウインナーをいただき」というような趣旨の台詞を吐きながらをビリー・コノリー股間に侵入した後に若干体がぬれてたのにすごい引いた。