2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
平沢里菜子が父親を恨む娘を好演。家族を崩壊していく姿を観ていると恐ろしくなってくる。 レイプシーンが多くて普段なら好きになれない内容なのに、傑作だと感じたのはそれなりの理由があったからだと思う。酒井あずさは平沢に見下したような態度をとるし、…
竹村裕佳がとてもリアルな妊婦姿で恐れ戦く。ひょっとして本当の妊婦?生まれてくる赤ん坊用のおもちゃで一人遊ぶ姿や、トマトを丸ごと添えたサラダが食卓に並ぶシーンは、夫の伊藤猛が帰ってこない不安で心がどこかに行っている感じがして印象的だった。妊…
火曜サスペンス劇場のコンパクト版を観たような感じ。特に倖田李梨の天川真澄への愛情の深さが印象的だった。「不倫するほどほったらかしてごめん」なんてなかなか言えないと思う。佐々木恭輔と天川は容姿が似ていて混乱した。デスクに足を乗っけて水虫の薬…
高橋奈津美が個人的に親しみ深い顔なので思ったより楽しめた。夫婦の愛の強さを感じさせるハッピーエンドだしね。竹本泰史は宮崎哲弥に似ている。ストローでマン汁をチューチューするプレイは初めて観たなあ。久須美欽一は便所を覗ける筋力があり、まだ現役…
鏡麗子の分厚い唇がとても好きだ。姉の結婚式で爆破テロをたくらむ引きこもりの吉岡睦雄は部屋にビニールのひもを幾重にも張り巡らせていて、それを邪魔そうに潜り抜けてくる風間今日子が妙に可笑しい。風間は気だるさと軽みを同時に持ち合わせていて本当に…
新人のClareを紹介する映画のようで、あまり面白くなかった。喘ぎ声がフランス語なので艶めかしい。他人をもてなすことで新たな自分に出会うっていうのはまあいいとして、それが佐々木麻由子に愛されるためっていうのがよく分からなかった。『不倫人妻 快楽…
チャールズ・ダグラス(9月に新作が出るらしい!)のブログを読んでいて、ブレイクスが新作『Touchdown』で彼の「Ancient Mysteries」をカヴァーすることを知り、早速予約した。ちなみに本作はアート・ブルートの『Art Brut vs. Satan』(FBプロデュース!)…
2005年のピンク大賞で観た作品だった。以前観た時よりも心に迫ってきたのは俺が成長したということか。吉行由実は回想シーンをビデオ撮りするのが多いなあ。荒い画質が思い出の鮮明さの限界を表しているようで好きです。千葉尚之がチープ・トリックのTシャツ…
かなりの熟女臭が漂う映画。っていうか生保レディっていう響きがもう既に熟女っぽい。鬱憤の溜まった友田真希が、巨乳の新人(波風きら)と客がまぐわっている妄想をしたり、客の不倫現場を目撃したりして解放されていく。肝心の巨乳と直接絡まないのはもっ…
アナログ盤のチリチリノイズで始まるシーンが好き。主人公の佐藤幹雄はちょっとスカして無気力な役で、こうした人物はいつもなら観ていて鼻につくのだけど、不思議といらつかなかった。DJの練習でミックステープを作って失敗して寝転がる姿だとか、痴漢をす…
田嶋謙一はニヤニヤした表情が本物の変態に見えて最高。彼は水奈りかを誘拐して“アナルの味を教えてやる”と佐々木恭輔に言っていただけに、彼女に後ろからヴァイブレーターで挿入する際にクリトリス刺激用の突起をアナルの方に向けていて芸が細かい。と思っ…
もっと軽妙なコメディ作品かと思ったら意外とドロドロしていた。肝心の漫才がぬる過ぎで、もうちょっと気合を入れてほしかったなあ。夏井亜美がプロデューサーに殴られて痣を作って痛々しいし、彼氏に包丁を突き出したりしてあまり楽しめなかった。彼氏役を…
やっぱり矢藤あきは美人だ。二重って魅力的だと再確認。久須美欽一が死にかけの爺さん役で定番すぎる。自分で“うんうん”とうなずくしぐさがリアル爺さん。冥土の土産に一発お願いするっていつものパターンだな。絡みは遺影の前で白黒の垂れ幕の下で蠢くシー…
こういう回春物語にはなぜか惹かれる。人生に対して諦めない強さを感じるからかなあ。 水無月レイカはパニック障害で薬を服用していたり、リストカットしたり、彼氏にDVされたりと、やたらと流行りの言葉や現象が出てくるのが印象的。そんな彼女に反応するよ…
リーズ・ウィザースプーンや濱田マリの系譜に連なるルックスの永森シーナは声も彼女たちに似ていて、骨格も声音に影響するのだと思わせる。毎週のように久須美欽一を観ているなあ。滅茶苦茶愛着がわいてきた。今作でも独り身の老人で、仮病で自宅に町医者を…
夏目今日子の肌が汚いのが残念。饗場圭一は夏目の洗濯物がたたみ終わるのを待ってから彼女の体を求めるまでの間が妙に生々しい。レズビアンであるということを人前で恥じている小さな眼をしょぼしょぼさせた夏目と、自分がレズビアンであることを隠さないで…