2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「セルラー」

傑作 このハラハラ感は「Mr.Boo」やドリフを観ている感覚に近い。コメディの落ちをちょこっと変えるとこんな素晴らしいサスペンスが出来るのか。スクリューボール・スリラーっつうか。じらしが上手い。 キム・ベイシンガーは犬みたいな潤んだ目が人質にぴっ…

「ユーロトリップ」

面白い エロくて他愛なくて。こういう映画がもっと沢山作られれば良いのに。 製作陣は「ハットしてキャット」の人達が多いようだ。あの作品は子供向けにしてはいやに卑猥だったので今作のような性欲全開の映画の方が合っていると思う。 ヌード・ビーチで無修…

「50回目のファースト・キス」

傑作 「プロゴルファーギル」みたいな助走をつけるショットが出てきて懐かしい。ロブ・シュナイダーは依然として腹が出ていて汚いし、アダム・サンドラーとドリュー・バリモアは相性が良い。彼女ってサンドラーのギャグを一々受け取って笑うのが自然に見える…

「ヒップホップ・プレジデント」

かなり面白い クリス・ロックじゃ貫禄なさ過ぎじゃないかなあと思ってたんだけど、映画を観ていくうちに彼以外じゃ考えられなくなってくる。ヒョロッとした所が可能性に満ちてるっていうか。 ほとんどジャージ姿で、スーツもFUBUなのが面白い。2パックみたい…

今年を振り返って

今年は今までで一番沢山映画を観た。今年書いた映画メモを数えたら全部で226本(書いていないのは「ドグマ」と「ブラウン・シュガー」くらい)あってつくづく暇だったんだなあと再確認した。でもこれだけ観といてこれっぽっちも自分が映画ファンだと思えない…

今年観た映画のベスト50

彼女は夢見るドラマ・クイーン 由美香 待ちきれなくて… セルラー サイコ・ビーチ・パーティ 13 love 30 ボーン・スプレマシー ダミー ロミー&ミッシェル 宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式 フォーチュン・クッキー ベイビー・トーク プリティ・イン・ニューヨ…

今年聴いたアルバムのベスト20

Guided by Voices 「SUITCASE 2 - AMERICAN SUPERDREAM WOW」 Frank Black 「Honeycomb」 3 Dream Bag 「The Fertile Octogenarian」 Oranger 「New Comes and Goes」 Common 「Be」 Wheatus 「Too Soon Monsoon」 Madonna 「Confessions on a Dance Floor」…

テックス・マシーン 恥部を剥ぐ*1の今年の新譜ベスト10*2の6位に「Honeycomb」がランクイン!嬉しいなあ。 *1:http://d.hatena.ne.jp/Tex-Machine/ *2:http://d.hatena.ne.jp/Tex-Machine/20051220

「カレの嘘と彼女のヒミツ」

傑作 前半から中盤にかけてブリタニー・マーフィが彼氏に探りを入れて、元彼女である女医のラシダ・ジョーンズやジュリアンヌ・ニコルソンらと仲良くなっていくのが楽しい。「ミーン・ガールズ」の裏工作のワクワク感に近くて、性根の腐った人は楽しめると思…

「アップタウン・ガールズ」

かなり面白い ブリタニー・マーフィって小躍りが映える。クルクル回転するしぐさがとても嬉しそう。潔癖症のダコタ・ファニングにブタが効果的。マーリー・シェルトンは将来マリサ・トメイみたいなポジションに落ち着きそう。やっぱり出演者が裕福な映画は良…

「バッドサンタ」

つまらない なんで心温まる感じにしようとするんだろう。バッドのままでいいじゃん。つくづく更正物語は嫌いだと痛感した。最初から良い人物のほうがはるかに素晴らしいよ。 少年のばあさんっていないほうが面白かったかも。ビリー・ボブ・ソーントンは役に…

「25年目のキス」

かなり面白い デヴィッド・アークエッドが汚くて最高。「スポット」といい、彼ほど画面から汗臭さが伝わってくる俳優もいないんじゃないかな。コールスローの早食い対決で勝った後にプシャーっと霧のように吐くのが面白い。 ドリュー・バリモア演じる主人公…

「ハードロック・ハイジャック」

かなり面白い ブシェミってどこが良いのかわからなかったけど、この映画でのガッツポーズで股間を押さえる場面を観て良い俳優だと思った。ブレンダン・フレイザーは声が良い。「悪いことしましョ!」だとイマイチだったけど今作では会心の演技。 アダム・サ…

「俺たちニュースキャスター」

傑作 ウィル・フェレルのむさ苦しさが堪能できる。「afternoon delight」のアカペラも良い。 それにしても知恵遅れのスティーヴ・カレル、フレッド・ウィラード、デヴィッド・コークナーらと対等に渡り合っているクリスティーナ・アップルゲイトには感心した…

中古で買ったフリーディ・ジョンストンの「Can You Fly」がとても良い。曲はもちろん発音の仕方に憧れる。こんな歌い方がしたいなあ。

鬼木雄二@下北沢lete

風邪をひいていて本調子ではなかったようだけど。やっぱり良かった。 1曲目は「Happiness is a warm sun」という曲。この曲は新居アキノに歌詞を渡されて曲を依頼されて作ったものらしい。「I Am a Cat」からはドラムにPOP鈴木とギターに石垣窓が登場。POP鈴…

THE SPAZZYS JAPAN TOUR 2005@新宿レッドクロス

前座が全組良かったのは今までのライブで初めてかもしれない。 Romanes*1 ラモーンズのような格好をした女性3ピースバンド。やる曲もラモーンズのカバーなんだけど、歌詞が日本語になっていて、「ぶっ飛ばせ/ぶっ飛ばせ/セクハラする奴ぶっ飛ばせ」等で面白…

84 Nash 「A Secret Reward」

2003年発表。全15曲34分58秒 傑作 Rockathon Recordsと袂を分かち、自主レーベルInsect Siren Recordsを立ち上げてリリースされた3rdアルバム。 前作と同様ハンメルの「Center of Japanese Helium」スタジオでレコーディングされたが、以前よりも音質が格段…

84 Nash 「Band for Hire」

1998年発表。全18曲34分54秒 傑作 Rocathon Recordsから二枚目となる本作は彼らにとって「Bee Thousand」に当たるポップソング集。 前作より曲のツボが明確に強調されているし、ケヴィンのヴォーカルはより高らかになっているし、ベースはよりブリブリに、ギ…

84 Nash 「The Kings of Yeah」

1997年発表。全20曲42分21秒 メンバーは ケヴィン・エリオット(ヴォーカル) アンディ・ハンペル(ギター) J.P.ヘルマン(ベース) ジョナサン・プライス(ドラムス)(当時はサポート・メンバー) グループ名の由来はスケボーに書かれていたロゴから採っ…

Hank 「How to Prosper in the Coming Bad Years.」

傑作 ハンク*1の2ndアルバム アルバムの中に入っていた紙には“Featuring the Hank Collective”と書かれている。Hank Collectiveとはヴォーカルのカブ・ウィリアムソン以外のメンバーの7人の事を指すようだ。カブはUKでCab Williamson's Waxworksというバンド…

「ゲット・ショーティー」

面白い ジーン・ハックマンとからむ女優がマーラ・ソコロフみたいで燃えた。ダニー・デヴィートがジョン・トラヴォルタに演技指導されるところが面白い。にらみつけている表情を見て「眠いのか?」の切り返し!ダニーはこのシーンで一貫して寂しそうなのも最…

「レポマン」

かなり面白い 缶ビールを床にドボドボこぼしたり、「しゃぶって」って言ってオリヴィア・バラシュにビンタされてもヘラヘラしているエミリオ・エステヴェスみたいに厳つくなりたい。 イギー・ポップはもちろんフィアーも使われているのが嬉しい。

「サイコ・ビーチ・パーティ」

傑作 監督のロバート・リー・キングの初の長編。他のも観たいなあ。 これと「待ちきれなくて…」の二作で、ローレン・アンブローズは俺の中で最高の女優になりました。とにかく表情が豊かで、目をクルクルと回したり、口元をひん曲げたり、最初から最後まで彼…

「ベルズ・アー・リンギング」

傑作 ジュディ・ホリディの歌がこれでもかと堪能できる。彼女ってぎこちない動き(「チャチャチャ」で爆笑)したり、がなり声を出したりするけどちっとも鬱陶しくないんだよなあ。男がいない時の職場での面白い演技がちゃんと出来ているからディーン・マーテ…

「クレイジー/ビューティフル」

かなり面白い 今まで観たキルスティン・ダンストの出演作の中ではダントツにエロくて魅力的。体が砂に埋まったジェイ・ヘルナンデスの顔をペロペロ舐めるシーンはハイライト。 ジェイ演じる滅茶苦茶まじめな青年が自棄気味なキルスティンを包んでいくのはス…