「サイコ・ビーチ・パーティ」

傑作
監督のロバート・リー・キングの初の長編。他のも観たいなあ。
これと「待ちきれなくて…」の二作で、ローレン・アンブローズは俺の中で最高の女優になりました。とにかく表情が豊かで、目をクルクルと回したり、口元をひん曲げたり、最初から最後まで彼女の魅力で溢れている。彼女の水着姿や男達に擽られて身悶えする様はこれ異常ないくらい幸福。めちゃくちゃ良い声していたので歌も聴きたい。もっと映画に出てくれ。「Six Feet Under」も観てえ。
みんな変態で一見奇を衒っているようだけど、それを本気でやっているから全然鼻に付かない。この「内輪に留まらない」っていう意志の堅さは観ていて感動する。なんでもそうだけど、自分が本気だったらそれを内輪で終らせようなんて思わないよなあ。という事に気が付けたのもよかった。
ベン・ヴォーンのサーフ・ミュージックが素晴らしい。本当にサーフィンや浜辺のシーンと相性が良い。全然暑苦しくなくて、ズンチャチャいうドラムも儚い夏にピッタリだ。