未亡人女医 プライベート(秘)看護婦 ★★★

リーズ・ウィザースプーン濱田マリの系譜に連なるルックスの永森シーナは声も彼女たちに似ていて、骨格も声音に影響するのだと思わせる。毎週のように久須美欽一を観ているなあ。滅茶苦茶愛着がわいてきた。今作でも独り身の老人で、仮病で自宅に町医者を呼んで一発お願いするという役柄を相変わらず好演している。広告屋のセールスマン菅野はバナナや胡瓜や人参を部下の村上ゆうの愛液につけて食べていたのは面白かった。特に人参を食べる時に「βカロチン」って言っていて吹いた。二回目のラブホでは村上が宮野と立場が逆になったかのように乗り気で、赤い下着を着ていたのがリアルだった。いかにも不摂生な体つきの彼が死んでしまうのは、ただ永森の喪服姿を見せたかっただけなんじゃないかと思った。看護婦の桜居加奈は黒髪が似合う美人。