THE SPAZZYS JAPAN TOUR 2008@新宿レッドクロス

the Headbangers

ラモーンズみたいに皮ジャンを着ていてクールだったけれど、そんな佇まいとは裏腹な腹の出具合が気になって集中できない。音楽は内向きの気合が渦巻いていてそんなに面白くなかった。

彼らの後にジェイ・リータードのお面とTシャツを着た三瓶みたいな体躯の人が現われて、ジェイの『Matador Singles '08』(傑作)の曲をバックにエアギターをしだしたのには何事かと思った。国内盤のプロモーションだったりして、と思ったらマジだったのか*1

SUPERSNAZZ

気がついたら8月のワンマンを含めて観るのは今年三回目。もう病みつきだ。この日も相変わらず素晴らしかった。新作「GET DOWN」の曲はMARKYのギターの存在感が際立っていてビシビシ体に響くから最高。特にギターが強調されている「Baseball Hero」はハイライトだったし、腰が疼くコード進行の「Sometimes」も良かった。SPIKEのヴォーカルが聴こえ辛かったのが少し残念だけど、「R&R Is Here」でその力強い歌声を思いっきり聴けて満足。そして、スパジーズに捧げる曲で「I Wonder」のカヴァーをやるなんて、ほんと分かってるわあ。来月も観ようかなー。見るとしたら前座が目当てになる。

the GIMMIES

彼らも良かった。ベースばブリブリ踊るし、ドラムどドカドカで手数が多くて好み。the Headbangersの腹の出具合が強烈でメンバーが相対的にスリムに見えたのも好印象の要因だと思う。ベーシストは特にかっこいい。

THE SPAZZYS

キャットがとても綺麗になっていた。コーラスワークが好きなマッハ・ペリカンの「The Sunshine Drive」をやってくれてうれしい。あと、三年前も同じ会場で彼女たちを観たけれど、自分がなにも変わっていないことに気がついて情けないような嬉しいような複雑な気分になった。