つじあやの@響のホールパフォーミングBOX

会場は40人くらいのキャパの音楽教室。二人に対して一つの譜面台が置かれている。SEは課題曲の「たんぽぽ」がリピートしてかかっている。アルバムに入っているのと違って、弾き語りバージョンだった。
つじさん登場。白いシャツにグレーのタイツにカラフルなスカート。透明フレーム眼鏡。うわ眩しい。うわ。マッシュルームみたいな髪型。細え。
ウクレレの部位の説明を始めるつじさん。ここがボディ、ここがネック、ここがヘッド。
チューニング。4弦から順に皆で音を合わせる。
次はストロークの説明。「たんぽぽ」にはストロークが二種類あって、まずCでダウンダウンアップアップダウンアップの練習。
つじさんは親指で弾くらしい。ダウンは指の腹で、アップは指の側面で。次はダウンダウンアップのストローク練習。イントロから一番までを練習。
つじさんがコード名を言いながら指導。何度か練習して、みんなで二番まで通してやってみる。チューニングも何度かやった。そこでときおり観客に近づいてきてアドバイスするつじさん。直接指導。近すぎて直視できない。手こずっている人は親身になって教えてもらっていた。こんなことなら練習してこなきゃよかったなんて思った。あとは“ちゃんちゃかちゃんちゃか”と、つじさんがストロークを口に出しながらの練習もした。最後はつじさんのツーカウントで「たんぽぽ」を演奏。なるべくつじさんの方を見るようにして演奏した。
休憩後、弾き語りライヴ。再びつじさん登場。
冒頭は「ありえないくらい奇跡」。ビークルの演奏がないとこうも魅力が増すのかと驚きました。澄んだ声で力強い。
吉田拓郎の「結婚しようよ」。自分の好きな曲をカバーするのがおすすめの練習方法らしい。つじさんはこの曲等を校舎裏で練習してたらしい。校舎裏で。
次はフィッシュマンズの「頼りない天使」。ケリーからパームツリーに持ち替える。高音が綺麗とのこと。横に飾ってある二台のウクレレも紹介。一つは京都の職人が作ったもの。渋いらしい。もう一つはあやのモデルの試作品。緑のクローバーがデザインされていてかわいい。ケリーのスタッフが製作に関わっているらしいが、ハワイ時間の関係で遅れているとか。口笛を吹くときの口の形がたまらない。ありえないくらい奇跡とはこのこと。
続いて「ダーリン」。歌い方が変わった。距離感が近くてささやきみたいな感じで巧み。曲と合ってる。元曲もウクレレとうたがメインだから弾き語り映えするなあ。
「雨音」。コードチェンジが小気味良い曲。これは歌詞がさわおっぽくて好きだ。“ず〜に”っていうところの高音で顔がクシャっとなるのが魅力的。
「Sweet Happy Birthday」のMCでは誕生日にはまず自分におめでとうと言ったと言っていた。やはりto meだったのか。CD版のイントロやアウトロにあるポロロン♪はなかった。
ラストは「風になる」。曲紹介の前に次ウクレレ教室やるとしたらこれ練習してみたいなこと言ってた。こうなったら全曲コピーするわ!
ファンになって丁度盛り上がって来ているときに観れて良かった。楽しくて笑みがとれない。