2008年上半期に気に入ったアルバムベスト10

  1. Robert Pollard 『Robert Pollard is Off to Business』
  2. つじあやの 『Sweet, Sweet Happy Birthday』
  3. group_inou 『FAN』
  4. Lil Wayne 『Tha Carter III』
  5. Mariah Carey 『E=MC2』
  6. James 『Hey Ma』
  7. Ry Cooder 『I, Flathead』
  8. Drug Rug 『Drug Rug』
  9. Big Dipper 『Supercluster: The Big Dipper Anthology』
  10. The Dodos 『Visiter』

ロバート・ポラードの新作はついに“過剰さ”の壁を乗り越えた感のある快作だったなあ。トッド・トバイアスのことを歌っているような歌詞の「To The Path!」はラストの晴れやかさがたまらない。
つじあやのは気に入ってすっかりファンになった。この間出た『ありえないくらい奇跡』も良いです。過去作品も一通り聴いたら、「ありきたりなロマンス」がとてもツボにはまった。
グループ・イノウは俺にとって去年のパフュームみたいな役割を果たしそうだ。曲はキラキラしていて最高だし、歌詞もそれと同じくらい素晴らしい。“(来年夫婦ですけど どう思う?)”をさらっとメロディに乗せるなんて!マキシマムザ亮君を髣髴とさせるセンスだ。
リル・ウェインは要所要所で“へへっ”と笑うそれ自体がフックになっていて素晴らしかった。
マライア・キャリーは「Touch My Body」のPVが妄想満開で大好き。俺も光線銃で撃ち合いたい。
ドラッグ・ラグディアフーフ好きな人も気に入ると思う。
ビッグ・ディッパーはロバートのライヴで前座を務めるとのことで、最近出たアンソロジーを聴いてみたらがっつん!クリーンといい、マージは良質なアンソロジー作品を出してくるなあ。
ザ・ドドスはパーカッションの嵐に包まれるのがとても心地よい。
他にはイールズの諸作やブラック・フランシス、アッシャー、パフューム、ピロウズ、ガール・トークらの新作もかなり聴いていた。あとAuの『Verbs』も極めて賑やかで気が紛れた。下半期はスーパースナッズやワイアーなどの新作が楽しみ。