「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」★

全く笑えなくて、余りの疎外感に悲しくなる。俺のツボを完璧に外している。ボラットの行動や発言がありきたりなので、わくわく感もないし、憎しみすらわかないし、呆れもしない。こんなに何の感情も呼び起こさない映画を観たのは初めてだ。ある意味衝撃作。映画内でボラットに対して淡々としていたディーラーの人に俺は近いのかも。これが生涯で最後に観る映画になるなら嫌だなあ。早く次の映画を観なくちゃ。