へザー・グラハム in おいしいオトコの作り方 ★★

台詞での説明がくどいのに投げやりな場面が多かった。結婚とか父親との確執とかを盛り込みすぎで上手く捌けなかったのかも。唐突にバーテンがへザーの肩を押す発言をするのも居心地が悪い。それともバーテンってあんなに馴れ馴れしいものなのかな?本作を観ると「ジェニファー・ラブ・ヒューイットのセレブリティ」って傑作だったと感じる。
デヴィッド・サトクリフは基本の表情が眉間に皺を寄せながら目は死んでいて、さらに口角が不自然に上がっているので不気味。怒っているのか死んでいるのか笑っているのか分からない。三倍楽しめると言えばそうだけど同時は辛い。
へザーに対しては結婚恐怖症っていうかセックス依存症という印象を受けた。孤独に生きるって息巻いていたのに友人たちがが結婚していって流されている感じも残念。
ケラム・マレッキ・サンチェスも無駄にゲイを持て余していて勿体無い。開襟シャツのテイ・ディグスと絡めばいいのに!
サンドラ・オーは好演。アジア人の友人役として他のラブコメにも出て欲しい。
最大の収穫はリーガン・パスターナクとマグネタ・レーン*1を知ったこと。リーガンは本作で唯一華がある俳優。マグネタ・レーンはレキシ・バレンタインの声が気に入った。本作では他にスターズ等のカナダのミュージシャンの曲が沢山使われている。