「カンガルー・ジャック」

かなり面白い
アンソニー・アンダーソンの吹替えが桜井敏治氏なので当然日本語吹替えで観た。素晴らしい冒険コメディ。
アホ達が大自然へ行って思う存分アホやらかしてる姿は観ていて爽快。アホが都会に行ってアホやらかすっていう話はよくあるけど、こっちの方が好き。金持ちはこういう映画をもっと作ればいいのに。
ジェリー・オーコネルの出演作を観たのは初めて。アンソニーの暴走っぷりを少し冷めた目で見ているところが面白い。
都市部でのカーチェイスとオーストラリアの草原でのカーチェイスが同等の迫力でハラハラする。
野性的なルックスが魅力的なエステラ・ウォーレンはタンクトップを着たままの水浴びシーンでこの映画にしては十分過ぎるセクシー・リリーフ。そして、ここでのジェリーとの濡れ場でのアンソニーの闖入シーンはこれ以上ないくらい完璧の出来。ラクダとアンソニーの「これぞ屁」と言わんばかりの屁の音の鳴り具合も素晴らしい。
ああ、ジェリーとアンソニーのコンビでシリーズ化して欲しい。別にカンガルーが出てこなくてもいいからさあ。