Charles Douglas「31 Flavors」

チャールズ・ダグラスのアルバム。01年発表。
このアルバムは96年発表の1st(「Minor Wave」)と98年発表の2nd(「The Burdens Of Genius」)を一枚にまとめたもの。「The Burdens Of Genius」なんてなめたタイトルだなあ。

今回モー・タッカーはスペシャルサンクスに名前があるだけで直接関わってはいない。ほぼチャールズ一人で全てこなしている。

彼の何が良いって、もちろん歌心溢れるポップソングを書くからなんだけど、他にも良いところはあって、それは宅録でもホーンが多用されていて貧乏臭さを感じないところや、歌詞が貧乏臭いところかな。

内容はどちらかというと1stより2ndのほうが変態だ。無人島で猿と二人きりになる歌「Monkey Island」や、プリンスへのトリビュートソング「Prince」等ごった煮状態。「Girl (of the World)」は幹てつやが歌うと似合いそう。

曲の中では「The Rabbit Never Gets The Carrot」が一番気に入った。全31曲72分20秒

  • 彼は最近ベジタリアン・ミート在籍時の名前であるAlex McAulay名義で「The Lost Girls」っていう小説を書いていて、この小説は映画化される予定もあるとか。