派遣OL 美人受付嬢のSEX暴露 (監督:佐々木乃武良) ★★★

西涼に似ている。私としてはやまきよが堪能できるというだけで価値があるのだけれど、彼に興味が無い人は楽しめないと思う。主人公と純情そうな青年とのラヴロマンスは、肝心のところで彼女が社長を好きなことと、自分の気持との葛藤が描かれていないので台なしだった。っていうか彼は彼女が杉本まことの口内発射しているところを目の当たりにしていて相当ショックだと思う。妻の名前がヒラリだし、不適切な関係でしたとかいう台詞も唐突に入るし、栗頭っていう苗字はクリントンをもじっていたようだ。秘書?役の女優はストリップを初めて可笑しかった。絡みの音楽もハードロックで聴いていて盛り上がるし、絡みの途中でぼそっと台詞を言う段になると音楽がすっと止むところも気が効いている。絡みを主導している人物に応じて音楽の種類を使い分けているところも好き。この表現は杉本夫妻の、形成が何度も逆転する絡みで印象に残った。やまきよは銀行から派遣された監査役というシリアスな役を演じている。常に半笑いの表情が悪どい役柄に合っていた。