屋台のお姉さん 食べごろな桃尻 ★★★★

Yes We Can!なんてタイムリーなフレーズを早速映画で使うなんて。これぞプログラムピクチャーの醍醐味だわ。プロレタリア食堂の品書きにはメニュー以外に「全日空はアンハッピーフライト」とか「小便は朝飯前」(書いてあったのは便所だけど)みたいなことが書かれた紙が貼ってあって面白い。そういえば食堂の客にちょいデブおやじって書かれたTシャツ着ている人がいたけど、『痴漢電車 しのび指は夢気分』でもいた気がする。たぶん同じ人だと思うけど、誰なのだろう?堀内健に似ている飯島くららは美乳かつ美肌で素晴らしい。彼女が野村貴浩(及川光博似)に惹かれたきっかけが描かれていないので二人の恋には感情移入できなかったけど、久須美欽一と荒木太郎演じる貧乏兄弟の他愛ないやりとりがメインなのでそこまで気にならない。「赤い指輪を送ったら彼女キスしてくれたんだ」「俺だって青い指輪を〜」と言って揉めだす二人が可愛らしいのなんのって。兄弟と飯島の三角関係は3Pという、理想的な方法で円満に終わるのも好み。荒木太郎は『女豹の檻 いけにえ乱交』でもそうだったけど、3Pで同時に挿入するっていう絡みが多いなあ。2009年の情勢を盛り込みつつ、他愛ないコメディにまとめていているのは凄いと思う。でも登場人物が多くて散漫に感じたなあ。スーツ姿のなかみつせいじが里見瑤子に襲いかかるシーンで、次のカットにはもうパンツ一丁だったのに笑った。チョイ役で出てくる淡島小鞠はほっかむりが似合う。アナウンサーのもな役の佐々木基子は和服が似合うし、笑窪がチャーミング。