FUCK AND THE TOWN@Shibuya O-WEST

ウリチパン郡

オオルタイチの声に張りがあってなかなか良い。民族音楽風のバンドって演奏している方が悦に入ってついていけないことが多いけれど、彼らは人懐っこさがあるので楽しめた。ダブルキーボードに余計さを感じさせないのは凄いなあ。どこかの民族のような衣装も含めて朝霧JAMにぴったりのバンドだと思う。去年出演していたらしいので、その時観れた人がうらやましい。

相対性理論

観るのは二回目なのに、ヴォーカルの佇まいのアクが強すぎてもう飽きてきた。曲は好き。“アメダスに聞いてみる”や“小麦はパンになるんじゃないかな”というMCは外し具合が痴呆老人を彷彿とさせて笑えなかった。以前観た時のMCに出てきた“防空壕”なんていうフレーズは歌詞の世界観に合っていたので違和感がなかったのに。

WATTS TOWERS(岸野雄一/宮崎貴士/岡村みどり/近藤研二/栗原正己/イトケン/JON(犬)/ヘルモソ)

はてないすゞ自動車の名前が出たりして、時流を汲んだネタもあったけれど、ほとんど去年と同じネタだった。それでもやっぱり楽しい。いい曲をいい演奏で、だけでなくてサービス精神旺盛なネタをこれでもかと披露してくれるのだから!今回は岡村みどりのキーボードがメール着信音を模擬していたりして印象的だったなあ。