スーパースナッズ@新宿red cloth

素晴らしかった。おそらく今年のベストライヴだろう。踊れるロックってこういうことをいうんだろうなあ。体感するだけで下半身はステップを踏み、上半身は跳ね上がる。その時はただその場に楽しく身を委ねて、いやなこともなんもかも忘れてしまう。これさえあれば、今後もこんな体験ができるという期待だけさえあればどうにか生きていけるんじゃないか?という気にすらなる。

グレッグはシュウの不在を感じさせないグルーヴ感満点のドラミング。SPIKEはタンバリンを叩いたり、身を乗り出してきて煽る煽る。「Breakout」で幕明けた第1部はいままでで一番激しくロッキンな内容の新作からがメインで、MARKYのギターが炸裂しまくり。全身がしびれるような轟音でかつ踊れる。「Get Down」から引き続き演奏された「Surfin' Hootenany」では元メンバーのカナコさんが登場。滅茶苦茶美人。洒落にならないくらい好みの顔でドキドキした。彼女が今もメンバーにいたら音楽をまともに楽しめなさそうなので脱退して悲しいようなうれしいような複雑な気分。
第二部はSPIKEが網タイツを穿いていたのが印象的。「Diode City」「There He Goes」「C-3po」「Do Your Homework」もやってくれて嬉しい。本当にキャッチーなメロディーばかりで盛り上がる。さらには日本のX番長TOMOKOが「Year 1」をやってくれるとは!。生きててよかった。
一回目のアンコールの「Papa Oom Mow Mow」では再びカナコさんが登場して大盛り上がり。踊り狂った。
二回目のアンコールは「Stay With Me」で終了。そういえばこの曲は「Papa Oom Mow Mow」とサビが似ているなあ。カヴァーだけど、誰でも歌えるメロディがスナッズを体現しているような曲だ。
7時半ごろ始まって終わったのは10時過ぎだったから相当な曲数をやったんだなあ。XやリプレイスメンツがかかるDJも最高だった。