チャーリーはスーパーカー ★★★

ヘニー・リーンツは蹴りの入れ方やビンタの仕方に腰が入っていて一躍好みの女優入り。車がメインのコメディなのに人を跳ね飛ばす破天荒なシーンがあっていまいちだったけれど意外と楽しめたのは彼女の魅力に拠るところが大きい。でも焚き火のシーンで彼女が自分の忘れっぽさを説明し出すのは野暮ったいと思った。劇中でそれが分かるようなエピソードを入れればもう少しテンポが良くなるのに。
今作のように車が喋りもしないし表情となる目玉もないのに愛嬌を出していた『ハービー 機械じかけのキューピッド』は凄かったと思える。
プログラムをコピーされただけなのになんで買い取ろうとしてたんだろう?自己消滅するようにしてあるなんてしおらしいプログラム。グチャグチャになるチャーリー2を観てちょっとショックを感じた俺はそれだけ引き込まれていたってことか。甘ちゃんだわ。ラストの産卵ギャグ?は笑った。