スフィアン・スティーヴンス@渋谷クラブクアトロ

前座:マイ・ブライテスト・ダイアモンド*1

オペラ歌手みたいな美声かつ声量なのにやっている音楽はヘリウムみたいで面白い。最後の「Freak Out」では飛び跳ねまくっていた。

スフィアン・スティーヴンス*2

彼はCDと全然変わらないやさしい声でジェイソン・リーみたいな好青年。工事現場みたいな蛍光色溢れる衣装で登場。管楽器もいたのでアルバムの雰囲気が再現されていたのが嬉しい。サクソフォーンの人が日本人らしく、スフィアンのMCを訳していたんだけど、大雑把に訳しているから毎回笑がこみ上げる。その彼が「訳していないところはすべっているところ」と言っていたのが壷に嵌った。しかしこんなにMCが語り部っぽい人は初めて。途中で男が現れてピカピカ光るフラフープと戯れ始め、それがうっとりするような曲の感じと合っていた。火葬場の煙がイーグルとか色々なものに見えるという内容のMCからメンバーにでっかい羽が取りつけられてからはもう放心状態。