「Hな彼女の選び方 僕のハートは右か左か?」 ★★★★

前作は童貞がテーマでしたが、今回は男女の友情がテーマ。マンション管理人のクリント・ハワードが汚ねえ。このおっさんとの鼻くそ飛ばし対決やゲップ対決は耐え難い下品さ。アニー役のジェニファー・モリソンがアリシア・シルヴァーストーン風の笑顔で素晴らしい。勃起したチンコでテープル裏の防犯ベルを押すなど、単発下ネタのためだけに作られたシーンがあるのは楽しいけど、もっと下ネタを本筋と絡めればいいのに。パーカー・ポージーリーズ・ウィザースプーン(あと千堂あきほ)を混ぜた感じのエリン・バートレットは尻の傷がでかくて痛そう。序盤の出会いからすると結末はちょっと驚いた。でも観ている自分も魅力的だと思える方と一緒になるので納得できる。『恋のトリセツ』で壷だったジル・リッチー(キッド・ロックの妹らしい)はいっつも抜けた役ですね。毎回適役だと思う。
前作同様マイケル・デイビス監督の映画は音楽が他愛なくて良い。Size 14*1の曲が使われているのは当然として、他にもDressy Bessy*2の「If you should try to kiss her」、Mavin's*3の「Happiness」、Linus of Hollywood*4の「The girl I'll never have」、Pintsize*5の「I want to get with you」、Lava baby*6の「Right Place」など良い曲ばかり。特にMavin'sとPintsizeはポップで気に入った。っていうかsize 14のボーカルのlinusってlinus of hollywoodと関係あるのかなあ。