ハービー 機械じかけのキューピッド★★★★

リンゼイ・ローハンが動かない車の運転席に乗ってレースの妄想をしている場面は「緑園の天使」で木馬に跨っているエリザベス・テイラーを髣髴とさせる。
彼女の友人役(「恋のトリセツ 別れ編」で壷だった人(爺さんにスプーンでアーンと食べさせる人))はポカンとした表情がとても似合う。
ジャックフロスト」で雪だるまになった人がリンゼイの父親役でいるからかもしれないけど、この人の表情とか、雰囲気が昔のコメディ映画みたい、リメイク作品なのか。リンゼイの骨格によるところも大きいと思う。
当たり前だけど事故死者が出ないのが嬉しい。
修理工が車の下から頭を出したらハービーが直前で止まるシーンで、ひやひやする。
工作機械に巻き込まれそうになるところでひやひやする。