「ハットしてキャット」

面白い
絵本が原作だからか最後は良い感じに子供達が飼いならされて終わる。マイク・マイヤーズと俺の幼児性と映画の世界観がガッチリとはまっていて楽しめた。
バットマン・リターンズ」のペンギンみたいなメイクのキャット(マイク・マイヤーズ)が登場してすぐ母親の写真にムラムラして帽子がムクムクと隆起する。これが陰茎を模しているようで卑猥なのだ。微妙に曲がっていたりする所も気になる。料理をする時にはケーキ職人が被るようなきのこみたいな形になっていたんだけど、それすら「おいおい亀頭かよ!この映画って子供向けじゃないのか?」と思った。
ダコタ・ファニングの出ている映画は初めて観た。喋り方が大人びてるけど不思議と腹立たしくない。連続放火魔って診断されたり、タバコを吸っているという設定でもまったく違和感がない子役なので将来が楽しみだ。そんな彼女より兄役のスペンサー・ブレスリンのほうがポッチャリとしていて可愛い。ベッキーを彷彿とさせるルックスが気に入った。「アバウト・ア・ボーイ」の子役はニコラス・ホルトでなく彼にやらせればよかったのに。アレック・ボールドウィンはこれでもかと汚くて気に入った。思わず顔を背けたくなるげっぷは良い音。テイク違いも聴いてみたい。
それにしても下品な映画にスマッシュ・マウスの曲は合うなあ。そこまでファンではないけどベストアルバム買おうかなあ。