サマーソニック05 東京一日目

The Subways

若いのに立派だ
基本的におっさんバンドの方が好きだけど、こういったピチピチしたバンドは絶える事があってはいけない。
「Oh yeah oh yeah」っていうサビの曲で盛り上った。アンコールの曲が一番乗れなくて聴いてる方はつまらなかった。でもこの曲で女性べーシストと男性ボーカルが今にもキスしそうなくらい近づいたり、ボーカルが飛び跳ねたりしてて演奏している本人達が一番楽しそうだった。このアンコールで客も乗せられたらもっと良くなると思う。メンバーのカラミに対して客から「むかつく」とかいう声も聞こえたけど、べーシスト目当ての人も多かったのかな

Louis XIV

最初から最後まで見ようと思ってたけど、実際聴いてみて速攻退散。洒落込んでるところは好きなんだけど、曲のリズムが受け付けない。

The Little Flames

ソニックステージはマウンテンステージより音圧が大きい
ギターがジャキジャキいっていて良い。三味線みたいなテンテケテケテケっていうフレーズも出てきて楽しい。吉田兄弟のファンは気に入ると思う

ライムスター

「肉体関係」しか聴かなかったけど、かなり盛り上ってた。

Hal

おー、カッコいい。いきなりミドルテンポの曲で聴かせる。コーラスも甘くて良い。女性かと思うほどの声。ポロポロいうキーボードも和む。
音聴いた瞬間に巧者ってのが分かる。甘いサウンドはこういった酸いも甘いも噛み分けた巧者がやらないとねって彼らってまだ20代なのか。CD購入決定

The Departure

今回のサマーソニックは彼ら目当てだったのでかなり期待していた。
登場したボーカルがいきなり「カンパイ」って言うなんて、俺が何を望んでいるか分かってるなあ。ボーカルの動きが面白過ぎ。基本はドアを叩くようなしぐさと、頭を抱えるしぐさなんだけど、動きを見ているだけで彼のペースに巻き込まれる。曲が似たようなのばかりだけど、チャーミングとしか思えない。次回作出るのかなあ。期待通りでした。デパーチャー最高!

Tv on the Radio

リーダーズの前座をやっていたような記憶があるので、そこそこ期待していたけど、スケール感満点の音楽で期待を上回るライブだったので満足。
長編スペクタクル映画を作っている監督は彼らの曲を使う事を考えて欲しい。彼らにも映画のスコアに兆戦して欲しいな。
ボーカルも仰け反りまくっていてがんばってたけど、ギターの髭もじゃな人のコーラスの方がボーカルよりも良い声でしかも上手い。ひょっとして彼が中心人物なのかも。あと今にもキスしそうになるくらい近づいたり、本当に俺が何を望んでいるのかが分かってるなあ。ラストはメンバーみんなで寄ってたかってドラムを叩いていて暑っ苦しくて良かった

The Arcade Fire

彼らにも期待していた。結果は凄いの一言
曲が終わるたびに担当楽器が変わる時点で驚きなんだけど、演奏中にもヘルメットかぶって頭をドラムスティックで殴ったり、スピーカーによじ登ったりと、音楽的才能に溢れたパフォーマンス集団っていう感じかな。ミュージックステーションでのとんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」のパフォーマンス以来の衝撃。
最初キーボードを弾いていた女性が自分のボーカルの曲では歌いながらロボットダンスみたいな動きをしていて最高!これぞプロの仕事だね。

M.I.A.

結構周りの評判も良くて、期待したけどそこまでではなかったなあ
遠くからだったから良く見えなかったけど、彼女って服の上から顔の書いてある黄色いパンティーを穿いていたような。ピーチーズの影響だとしてももっとはじけて欲しかった。

電気グルーヴ×スチャダラパー

合間のネタがグダグダ。でも飯も食わずにずっとライブを見て疲れた身としては心地よい。
「J・O・D・A・N」の所で一回だけDとAの間に「溜めてー」って言ってたのがジョーダンズ好きにはうれしい。これをきっかけに世界でも流行るといいな。

The Roots

ベストアクト
テンションが凄まじ過ぎ。メンバーのキャラが立ちまくり。それを引き立てるためにそれぞれのソロタイムを設けていて、全部で大盛り上がり。
ベーシストもドラマーもピョンピョン跳ねながら演奏していているのを見たら楽しくないわけがない。まさかアーケイド・ファイアが霞むとは。

Ian Brown

「adored〜」って歌ってたので釣られて見てみたけど、歌が下手すぎて退散。せっかくなら1曲目から新曲が聴きたかったなあ。彼ってよくサル顔って言われるけど、実際見てみたら顔よりも動きの方がサルに近かった。

Q-tip

最初登場したときのオーラはルー大柴みたいだったけど、マイクを掴んだとたんに盛り上げ番長に早変わり。途中でDJと揉めて、そんならお前がやれってことでQ-ティップがDJをやるというネタがあったりして面白い。
初めて手を上げてみた。put your hands up って何度も言われると自然とあがってしまう。
トライブ・コールド・クエストの曲もやってくれたのが嬉しい。体をグニャグニャ動かして全身でリズムをとる彼を見ているだけで笑顔になる。最後には観客の中に突っ込むし。ラストに相応しい出し切ったライブだった。また来日するらしいので楽しみ。

まとめ

良かったライブのトップ3

  1. The roots
  2. Q-tip
  3. The Arcade Fire

特別賞 The Departure

  • Halはデパーチャーと重ならなかったら最後まで観たのに。単独で来日して欲しい
  • ライブが8時頃で終わってしまうのは物足りない。11時くらいまでやって欲しいなあ。
  • あと飯が不味い。日本料理最高!

朝まで生ソニ

映画の予告編などがやっていた。以下メモ

Be cool(予告編)

セドリック・ジ・エンターテイナーが出ている時点で観たくなった。アンドレ・ベンジャミンも出ているけど、予告編を観る限りそこまでオーラが出ていない。スティーブン・タイラーも本人役で出ている。ってか彼って本人役以外で出るの難しそう。

ファンタスティック・フォー(予告編)

マーヴェル・シリーズの新作。これを作るならキャプテン・アメリカが主役の映画も作って欲しいなと思ったら既に実写版の「キャプテンアメリカ卍帝国の野望」っていう映画が作られていたのか。観たい!
岩の肉体を持った俳優の顔が特殊メイク前後でほとんど変化していないの驚いた。ミュータント顔って実際いるんですね。姿が見えなくなる能力を持った女優が鼻血を出しているのが一瞬見えたような。これは劇場で確かめなければ。

トゥルーへの手紙(予告編)

さいしょワンワン物語みたいなのかと思ったら乳ポロリがあって驚いた。今回は予告編が延々と繰り返されていたけど、このシーンのおかげで眠気が覚めた。

空中庭園(予告編)

小泉今日子黒木瞳そっくり。黒木はまだ現役なんだからキャラ被るのは目に見えているのにチャレンジャーだ。

カスタムメイド10.30(予告編とダイジェスト版)

木村カエラファンは楽しめるんじゃないかな。それ以外の人はきついかもしれない。たとえ奥田民雄ファンであってもね。彼のシャレが悪い方向に転じた印象。彼女が男に「童貞?」って聞くシーンがあるので童貞のカエラファンは悶死しそう。16歳の新人女優が姉役。カエラと比べると体が大きくて印象的

ボム・ザ・システム(予告編)

グラフティ映画
町をキャンバスにするのは別に良いけど、練習台にされるのはたまったもんじゃないなあ。

ランド・オブ・プレンティ(予告編)

ミシェル・ウィリアムズが主演の映画。彼女ってめちゃくちゃ美人だと思う。個人的に好みの顔。ヒース・レジャーが羨ましい。

メタリカ:真実の瞬間 (ダイジェスト版)

ライブで最前列の客が上半身裸で凄そうな奴らばかりで怖そう。でもメタリカ好きだから良い人が多そう。あの中に突入してみたいけど死にそうだ。メンバーの小さな子供がドラムを叩く場面が楽しい。

JAY-Z: FADE TO BLACK(宣伝)

ジェイZのラストライブ・ドキュメンタリー
見ていてすげーテンションが上がる。観たい。
GBVのラストライブDVDも付録で良いからドキュメンタリーが欲しいなあ。

はちみつとクローバー(第一話)

妙なハイテンションにはついていけない。劇中のスピッツの曲はとても良かった

Director's Label

九月に出る新しいDirector's LabelシリーズからピックアップされたPVが流れた

ビョーク 曲名不明

CG熊がいっぱい出てきて怖い。それ以上にビョークが。プリ・スクールのロックンロールハイスクールのPVと似ている。

Red Hot Chili Peppers 「Give It Away」 (監督マーク・ロマネック)

レッチリって全然聴いたこと無いけど、こんなにコメディチックなバンドだったのか。
タマキンを弄ぶ姿がいやらしくないのが好感。

Beck「Devil's Haircut」(監督マーク・ロマネック)

ベックが歩いているだけで、あまり面白いPVではなかった。

ジャミロクワイ「Virtual insanity」(監督ジョナサン・グレイザー

当時テレビで流れているのを見た時はどうやってるのか不思議だったけど、今になって見てみるとそうでもないなあ。ラストは床から血のような液体がにじみ出るけど、あれはなんなんだろう。

Nirvana 「Heart Shaped Box」(監督アントン・コービン)

変なボディースーツを着たおばさんが気色悪い。

あともう一つPVが流れたけどミュージシャンを知らなかった。人が釣り上げられてくるくる回転するPVだった。

ディーヴォ ライブ1980

こいつらおもしれー。亀頭みたいな帽子被ってる

パブリック・エナミー イット・テイクス・ア・ネイション ライブ・インロンドン1987

警備員みたいな人もいたけど、マイクも持ってたのが不思議。観客が笛でレスポンスするのは観ていて面白い


そういえば来日公演の宣伝の中で紹介されていたSUPERGROUPIES*1というバンドがかなり気になる。初めて見た時日本のビジュアル系バンドかと思ったよ。っていうかオフィシャルサイトと国内盤出しているレーベルのサイト*2で試聴したらめちゃ良い。