「クライム・チアーズ」

もの凄く面白い。「チアーズ!」より遥かに。

音楽にマーク・マザーズボウが関わっているのも傑作の証。ザ・ブリーダーズの「キャノンボール」も流れるのも嬉しい。

屁を頻繁にこくのも良い。殺し屋と会う場面でも屁の音がしたけど、何事も無かったかのように進んでいく。もしかしたら気のせいだったのかなあ。

メアリー・シェルトンはヘザー・グレアムに似ているけど、こっちの方が気に入った。ミーナ・スヴァーリは不良役を演じたら天下一品。

出演者達の解説でも言われていたけど、アメリカ学園映画を観て作られた妄想の世界の御伽噺みたい。監督がアメリカ人じゃないからこそ出来た作品だと思う。