「彼女は夢見るドラマ・クイーン」

今年観た映画の中では一番面白い。

サムに出会ってすぐ彼の尻に見とれたり、好きなバンドを崇拝している所などは共感した。

ロッカーをなぎ倒したり、劇の配役結果を見るために障害物競走したり、いちいち楽しい場面ばかり。

リンゼイ・ローハンってセレブなのにファンの側の演技が上手いなあ。あとエア・ギターもめちゃくちゃ上手。

最後のパーティでバンドのメンバーの中でも特に崇拝している人物にあんな事されるなんて、俺だったら感激で泣いてしまうよ!

相方が少し鬱陶しいけど、それでも面白い。彼女がミシェル・ウィリアムズだったら完璧だったのに。

ダンス・ゲーム対決も往年のミュージカルみたいで素晴らしい。ラストの劇での歌と踊りに体が震える。

観終わったあとはリンゼイに憧れてしまった。

コメディ・リリーフが先生でよかった。

音楽にマーク・マザーズボウが関わってるのも傑作の証。

ジャケットは加藤ローサが出ていたカラフルルの広告*1に似ている。