激生ソープ 熟乳泡まみれ ★★★★

以前吉原で働いてた場末のソープ嬢を演じる酒井あずさは支配人の町田政則とまるで恋人のように親密になったり、客の竹本泰志に求婚されたりしても、最後には結局別の店へ行ってしまう。孤独感がありつつも全くしみったれない姿に感動した。華沢レモンは酒井が自身の過去について話し始めると体操のような動きをしながら「重いんだよねー」なんて言う軽みのあるコメディ・リリーフ。赤ちゃんプレイや飲尿プレイを強要する客の銀次を嫌いながらも、誘われたデートに行ったらその気になってラストでは婚約してしまう他愛ないサブストーリーもある。断片的な情報しかなくても、華沢の表情が豊かだから物足りなさは感じない。町田は桜月舞を金づるにしていた兵頭未来洋とケンカしてぼこぼこにされていても、それまでに彼のソープ嬢たちに対する愛情が描かれているから全然情けなくない。