KILL ROCK STARS Showcase@恵比寿LIQUIDROOM

ついに出所したので更新ペースが上がる予定。

パンサー*1

ドラムとヴォーカルの二人組み。ジョー・ケリーのファンキーなドカドカドラムをバックにヴォーカルのチャーリー・サラス・フマラが縦横無尽に踊りまくり、マイクのエコーを有効活用していてとても楽しかった。彼は半分くらいギターを持って歌っていたけれど、マイク一本の時のほうがはるかに生き生きとしていた。でもハイライトはギターソロで両手をスライドさせるだけでなにも鳴らしていない瞬間だった。グループ・イノウやギャング・オブ・フォー好きは気に入ると思う。

ミカ・ミコ*2

アンプなどに隠れていていきなり出てくる登場の仕方は愛嬌が感じられ、ツイン・ヴォーカルのマイクリレーにはガレージ版シャンプーといった趣がある。そのうちのイモっぽい方のジェット・ブランカは腕をだらんと下げて歌うスタイルがかっこよかった。彼女はサクソフォーンも吹いていて多才。

シュ・シュ*3

ヴォーカルのジェイミー・スチュワートがドラムも叩き、歌う時にはそれに凭れかかりながら歌う。その立ちバックスタイルが興味深い。俺にとってデパーチャーのヴォーカルに近い位置付け。やたらと歌唱力があるし、他のメンバーもスケールの大きい演奏なので野外でフェス映えしそう。

ディアフーフ*4

かなり良かった。イーノンもそうだけど、日本人女性ヴォーカルのインディ・バンドは俺の壺にはまるなあ。なによりグレッグ・ソーニアのドラムが素晴らしい。感電しているような一心不乱なドカドカドラミングは一見の価値あり。彼をずーっと観ていても飽きないくらいだ。ツイン・ギターも下から弾き上げるストロークがクール。