Brendan Benson One Night Acoustic Live(渋谷 O-nest)

前座:古明地洋哉
エリオット・スミスが死んだ日に作った曲などを披露。なかなかよかった。でも素人とプロの差って何なんだろうとも思った。

本編のセットアップが行われる。
通常のマイクスタンドに加えさらにキーボードの前にマイクスタンドが置かれていて、いったい誰がサポート・ミュージシャンなんだろうと思っている所に、ワインを持ちながらストライプシャツにジャケットを着たブレンダン・ベンソンとDean Fertita (Waxwings)が登場。キーボードはディーンが演奏するようだ。彼の傍らにはギターもあった。

最初の曲は「Between Us」もっと落ち着いた曲で始まると思っていたので勢いのある曲をやってくれたのは嬉しい驚き。「Good to Me」ではディーンがギターに持ち替えてツインギター。ギターのアンサンブルが気持ち良い。『ラパルコ』でも好きな曲なので聴けてよかった。「Alternative to Love」ではディーンが曲の途中でギターを止めてキーボードを演奏しだした。この曲は中盤の流れがCDより自然で良かった。「Spit it Out」は疾走感のあるギターがかっこいい。「Tiny Speak」新作の中でも気に入っている「Cold Hands(Warm Heart)」(アルバムからの第二弾シングルになるらしい)、「What I’m Looking For」をやってくれたのが嬉しい特に「What I’m Looking For」は個人的にハイライト。バンド映えしそうな「Get It Together」までやってくれるとは思わなかった。
こうしてギターとキーボードのシンプルな構成で聴いてみると、彼の曲ってこの二つの楽器が肝なんだなあと思う。

アンコールは「Me Just Purey」とカバー曲(名前がわからない)。

1stの曲が一番盛り上っていた。時差ボケで歌詞を忘れる場面もあったけど、それで会場がより和やかになった感じ。

ブレンダンもディーンも曲の合間にワインを飲みながらのリラックスしたライブだった。
やっぱり1stの曲より2nd、3rdの曲の方が遥かに良いということがCDよりはっきりわかった。ライブだと曲の長さがそこまで気にならないのも良かった。あと帰り際にサマーソニック出るとか言ってたような。

終わったあと、出口でHard to Explainのチラシを受け取った。