オトコのキモチ♂

登場人物を50人ほど削ったらしい。最後のタクシーの運転手とか、少ない登場人物を使い切ってるな思った。ジェイソン・リーって物凄くいい人そうに見える。善良っていうか、天然っていうか。ジュリア・スタイルズセルマ・ブレアも目が座ってれば座っているほど魅力的な不思議な女優。ハイライトはジュリア・スタイルズジェイソン・リーの顔の前に靴下(手袋みたいに指の形に分かれている)を履いた臭そうな足を近づけて、足の指を一本一本くねくねさせるところ。このシーンは物凄く魅力的。ここを見てからジュリア・スタイルズに対する印象が一気に好転しました。たぶんジェイソンもここで魅了されたんじゃないかな。そのすぐ後の揺れる階段を下りるシーンの釣り橋効果でお互いさらに惹かれあったんだと思う。あと、(ディーヴォの)マーク・マザーズボウの音楽がほのぼのしていて良い。彼って『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』などの音楽も担当していたのか。