Robert Pollard『EAT』

ロバート・ポラードの詩とコラージュを集めた本

コラージュが物凄くかっこいい。見ていて色々想像できる。こんなに良いのにGBV*1のジャケになんで使わないの?っていうくらい素晴らしいものばかり。裏表紙はドリブル中のバスケット選手の写真に毛沢東の顔をコラージュしたものでボンクラさも満点。このようにかっこよさとボンクラさが同居してるところはロバートの書く曲と通じるものがある。映画のワンシーンみたいなわくわくするものもあって、空に浮かぶ列車のコラージュ「Invisible Train To Earth」なんて『千と千尋の神隠し』に出てきそう。一番気に入ったのは「The Take-Overs - Turn To Red」というタイトルの架空のバンドジャケットのコラージュ。こんなジャケットを中古屋で見かけたら思わず手にとってしまう。ロバートには他人のアルバムジャケットを担当する仕事もやって欲しいなあ。これ読んでたら俺もコラージュやりたくなってきた。